【IT転職あるある】IT転職を考えていますが、転職フェアって有効ですか?

【IT転職あるある】IT業界に転職したいのですが、転職フェアって行ったほうがよいのでしょうか?

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IT系企業への転職を考えているのですが、転職の情報収集でパッと思いうかぶのが転職サイトと転職フェアです。
転職フェアって情報を得るのに有効でしょうか?
IT転職を志す方が交流会でよく話している話題です。

確かに転職を考えたらまず思いつくことって転職サイトに登録することと、転職フェアに参加することって言う人は多いですね。前者はテレビCMをうっている会社が多く、後者は電車の中吊り広告などで積極的にアピールしているので馴染みの有る方が多いのでしょう。

ただし、いきなり転職フェアに行くのって緊張するという話もよく聞きます。

この記事では、転職フェアってぶっちゃけどうなの?を書いていこうと思います。

◎転職フェアのメリットは?

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転職フェアに行くメリットはこのあたりでしょうか

1:IT系企業の転職相場がわかる

2:募集職種や募集企業の特徴などがわかる

3:転職活動を頑張っている同世代の若者を見てモチベーションが上がる

1:IT系企業の転職相場がわかる

実際に面接に進む前提がなくてもブースで話を聞くことはできますので、どういう会社がどういう役職、ポジションをどれくらいの年収で募集しているかといった情報を得ることができます。

ただし、年収は350万円〜600万円というふうにかなりの幅を持たせて記載されていることが多いので、そういう場合はほとんど参考になりません(もしくは少ない方がだいたいの相場になることもあります)。

ただし、転職フェアで知れる情報は正社員として転職する情報に限られるので、雇用形態を絞らず幅広く情報を取りたい場合は向いていないかもしれません。

2:募集職種や募集企業の特徴などがわかる

どういう会社がどういう職種やどういう経験のある人材を募集しているのかを知ることができます。

また、未経験で入れる会社を知ったり、今の自分のスキルでも入れそうな企業はどこかといった視点で情報を集めることができます。

もちろん、入れる企業と入りたい企業のギャップにぶち当たるかもしれませんが、早めに現実を知ることは非常に大事なことです。

3:転職活動を頑張っている同世代の若者を見てモチベーションが上がる

今の会社での仕事を続けながら転職活動をするのはけっこう大変なことです。

残業して、疲れきった状態で転職の情報を集めたり、エントリーフォームを記載したり、職務経歴書を書いたりしていると体が披露してきます。

ですが、転職フェアや会社外のイベントで転職を考えている人と接すると自分も頑張ろうとモチベーションが上がることが多いです。

◎転職フェアのデメリットは?

注意

転職フェアのデメリット(気をつけるべきこと)は以下の内容です

1:人事または営業の方の偏った意見と割り切る必要がある

2:そのフェア中でないと出店企業に応募できないわけではないことも多い

1:人事または営業の方の偏った意見と割り切る必要がある

転職フェアで得られる情報には、個人的な主観が入ったものが多いです。

  1. 企業の人事担当の話 → 自社に興味を持ってもらうためのトーク
  2. 転職フェアの営業担当の話 → 自分が営業担当している出店企業に興味を持ってもらうためのトーク

 

当たり前といえば当たり前です。

転職フェアを開催するのに会場代広告代などかなりの費用がかかっています。
それをどうまかなっているかというと、出店企業からブース代をとっているのです。

出店企業からすると、お金を払って出店するからには元を取りたいと思うはずです。逆に転職フェアの運営側からすると、出店すると応募者がたくさん集まるという実績を残さないと次回開催時に出店企業が集まりません。

たくさんのブースを回り、たくさんの方から話を聞くことで、様々な情報を得られますが、どれが一般的な情報でどれが偏った情報化を自分で切り分けて聞く必要があるので、それができる自信の有る方にはオススメの情報取得イベントとなります。

2:そのフェア中でないと出店企業に応募できないわけではないことも多い

まさか、フェア中じゃないとエントリーできないと思っていませんか?

他の求人サイトにも募集が載ってないか確認しましたか?

転職フェアに参加すると、出店ブースのパンフレットや主点企業情報のイベントサイトを案内されると思います。そして、出来る限りたくさんの企業に応募することが転職を成功させる秘訣ですといった説明を受けることもあります。

それらの情報を聞くと、「せっかくなので今日しか話を聞けない企業の話を聞いてみよう!」とか、「説明を聞いてよい企業だったのでせっかくだしエントリーしてみよう!」という気持ちになるものですが、出店企業=そこでしかエントリーできないというわけではないことが多いです。

よくあるのは転職サイトや自社のサイトで常に人を募集していたり、他の転職フェアに言っても出店しているというケースです。そういった企業は人が集まらないか、人がよく退職する企業であることもあるので冷静に判断をする必要があります。

もちろん転職フェアには優良企業が出店している価値のあるブースもたくさんありますので、全てに当てはまるわけではありませんが、そういう企業も混じっていることを頭の片隅において活用をしてみてください。

◎有名な転職フェア

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ここまで転職フェアのメリットとデメリットを記載してきましたが、ここまで読んで転職フェアを有効に活用できそうと思った方向けに、主要な転職フェアの紹介をしていこうと思います。

どのフェアも企業ブースが多数出店されており、参加者は各ブースで説明を聞いて、興味を持てばエントリーするという仕組みはほとんど同じですが、フェアによって少しずつ特徴があります。

1:DODA転職フェア

2:はじめての転職フェア

3:type エンジニア転職フェア

4:マイナビ転職フェア

1:DODA転職フェア

最も賑わっている転職フェアという印象があります。

個人的には職業別のバッジシステムがかなり好きです!

IT経験者の場合(他の経験者も同様ですが)は特定の色のバッジをつけて会場内をウロウロします。IT系のバッチを付けていると即戦力を採用したい企業担当者や転職フェアを成功させたい(エントリー件数や面談に進んだ件数がほしい)営業の方がガンガン声をかけてきます。
全て立ち止まって話を聞いていると自分のほしい情報を得る時間がなくなってしまうので、断る勇気をもったり、タイムマネジメントをしながらブースを回っていきましょう。

メインは東京、大阪、名古屋の大都市中心で開催されますが、それ以外の都市でも最近は開催されているようです。

キャリア相談ブースや履歴書用写真撮影コーナーなど採用企業だけでなく多様なコーナーが用意されているのも魅力だと思います。

2:はじめての転職フェア

リクナビNEXTが主催している転職フェアになります。

参加者は20代前半の方が非常に多く、若い空気に満ち溢れています。

もちろん30代の方が参加しても決して浮くようなことはありません。

ただし、DODA転職フェアやマイナビ転職フェアなどと比較すると開催頻度が非常に少ない印象です。

参加をしてみたい方はこまめに次回開催日程をチェックしておくことをオススメします。

3:type エンジニア転職フェア

こちらは文字とおりエンジニア(転職希望者)のための転職フェアとなります。

ただし、IT系のエンジニアだけではなく、ものづくり系エンジニアの方も参加しますし、ものづくり系の企業も採用側として出店をします。

IT系エンジニアの方からすると、総合転職フェア(DODAやマイナビなどの転職フェア)は営業の方が勢いよく話しかけてくるとビビってしまう方も多いと思うので、そういう意味でエンジニアしかいない転職フェアは空気的に参加しやすいかもしれませんね。

4:マイナビ転職フェア

マイナビが主催する転職フェアとなります。

東京、大阪だけでなく全国の多数の都市で開催しています。

地方に住んでいる方からすると非常にありがたいと思います。

ただし、東京や大阪開催の他の転職フェアと比較するとやや規模が小さい印象があります。大きな会場であっても全てのブースを見ることは不可能なのでこれくらいの規模の方が回りやすいという方がいるかもしれませんので、是非自分の目で確かめて見てください。

◎まとめ

まとめると、転職フェアは非常にたくさんの情報を得ることができる場ですが、その情報を客観的に判断する力があると転職に有益に活用できると思っています。

もし、情報を客観的に判断することが難しそうと思った方は、転職フェア以外にも情報を取れる場はたくさんありますので、さらに視野を広げてみてください。

IT業界への転職、フリーランスSEへの転職考えている方へ

転職を成功させるためには、スキルや経験値も重要ですが、同じくらい正しい情報を事前に取得することが重要です。転職フェアや転職エージェントで得られる情報はどうしても企業人事担当や営業実績を上げたい人材会社の営業担当の個人的な意見が混ざってしまう可能性があります。

フラットな情報は同世代の社会人から取得するのが最もオススメと思います。そんなフラットでリアルな情報交換をしたい方は是非、キャリアアップ交流会に参加をしてみてください

キャリアアップ交流会は、同年代のIT業界で働く様々なエンジニア、IT事務の方、IT業界への転職を目指している方とリアルな情報交換ができる場を提供しています。

 

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