【IT転職あるある】IT業界への転職に英語は必要か!
【IT転職あるある】IT業界へ就職するのに英語力は必要でしょうか?
開催している交流会で、特に文系出身の方からよくでる話題の一つです。
ただ、IT系に転職をするなら、あえてこれから英語を勉強するというよりは、プログラム言語のスキルを高めていったほうがよいのではないでしょうか。
この記事では、IT系で英語を使う場面や、就職への必要性について書いていきます。
目次
◎IT業界で英語を使う具体的な場面
英語を使う場面はざっくりこんな感じでしょうか
1:メールと社内資料が英語パターン
2:設計書や仕様書が英語パターン
3:社内の会話、商談やビデオ会議などで英会話が必要パターン
1:メールと社内資料が英語パターン
外資系の会社ではメールと社内資料が英語というパターンはけっこう多いです。
ですが、英語が苦手でもなんとかやっていけます。
最近の翻訳サイトの質が高いことや、メールのやり取りは毎回同じような内容を記載するのでコピーアンドペーストで型を作って修正をしている人も多いと思います。
2:設計書や仕様書が英語
かなり英語力が必要です。
設計書や仕様書が英語で書かれている場合、専門用語が多数出てくるので、ただ英語ができるだけでなくIT系の英語をどれだけ読んできたか、関わっていたかが求められます。
逆に日本語が話せてもIT系の会社に入ると日本語なのに外国語のように聞こえるという人もいるので同じことです。
ただし、こういった現場は稀です。
3:社内の会話、商談やビデオ会議で英語を使用
これもかなりの英語力、とりわけ英会話力が求められます。
日常会話というよりもビジネス英語のレベルが求められます。
社内の会話ならまだいいのですが、商談やクライアントとのビデオ会議では聞き取りミスは致命傷になりますし、商談や会議では専門用語も出てくるからです。
そして、クライアントがインドや中国、東南アジアの方であったばあい、独特の訛り英語を聞き取らなければいけませんので、聞き取りやすい欧米の英語に慣れている方が苦しむケースもよくあるようです。
全体でみるとこのような英会話を求める現場も少ないです。
◎英語はIT就職、転職に必要ない?
結論を言うと必要ないと思います。
もちろん、全くできないよりはできたほうがプラスですが、なくても問題ありません。
一から英語を勉強するなら、その時間をプログラミングの勉強にあてましょう。
IT系への転職に英語が不要な根拠
1:英語がないと入れない案件はどれくらい?
2:英語ができるエンジニアと、プログラミングができるエンジニアの価値比較
3:なぜIT系に英語は必須という記事が多いが大丈夫です
1:英語がないと入れない案件はどれくらい?
IT系の求人で英語が必須の案件はほとんどありません。
逆にプログラミングスキルは必須です。
英語が必須なんて1割もありません。9割以上の案件は英語できなくてもOKです。
逆に外国人のエンジニアさんでプログラミングスキルが高く、英語もペラペラで、日本語が片言しか話せない場合も案件は一部の外資の案件に限られます。
すまり 英語 < 日本語 ≦ ITスキル ということです。
2:英語ができるエンジニアと、プログラミングができるエンジニアの価値比較
当然プログラミングができるエンジニアの方が欲しがられます。
英語ができてもITスキルがないとIT業界では全く重宝されません。
英語が活かしたいなら商社とか通訳とか他にもいろいろ選択肢はあるので、検討してみてください。
むしろ、IT系に行きたい人は英語は不要です。勉強するにしてもITスキルがだいぶ身についてからでよいです。
3:なぜIT系に英語は必須という記事が多いのか?
ネット上の記事ではIT転職に英語は必要という記事やブログが多いです。
なぜか!
答えは簡単です。そのほうが都合がいいから!
その記事を書いている人や会社がどんな人なのか見てみてください。
こういう方が書いている場合が多いです。
・IT系のプログラミングスクール
・IT系のプログラミング教材販売
・英会話のスクールや教材販売
英語は必須です!って記載した方が、英語ができるあなたはすでに一歩リードしている!あとはプログラミングを覚えるだけ!っていいやすいですよね。
逆にプログラミングはできるけど収入が伸びないあなたは英語を身につければよい転職ができる!って思わせた方が英語を勉強しようって思いますよね。
勉強するなら絶対にITスキルが先です。優先順位を間違わないように気をつけてください。
◎まとめ
結論ですが、
すでに英語ができる人 → 活かすのもあり。
今は英語ができない人 → 勉強しなくてOK
英語は確かにないよりもあったほうが有利になるスキルですが、ITスキルの方がその数十倍も数百倍も大事です。
結局英語スキルに加えてIT業界で通じるどんなスキルを持っているかで転職できる企業やポジションが限られたり、狙える年収にも制限がかかります。
どうしても英語が使いたいなら商社や通訳、外資系メーカーなど他にも就職候補はたくさんあるわけです。
ということでネットでIT系に英語は必須と書いてあったり、なんとなくITってグローバルだからという先入観で就職や転職を進めるのは危険です。
是非、情報収集は直接経験をしている人から直接聞くということにこだわって実施してみてください。
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